2004/10/12

先週末は術後はじめての外泊でお家に帰ってきました。問題なければ、まもなく退院ということになりそうです。
結局、食道は穴のあいた部分から大きくちぎれてしまったらしく(もしかしたら自然に治るかもしれないとも言われてたのですが・・・)、最悪の結果となりました。切れてしまった部分からの唾液を流すため、前まで使っていた古い食道婁を再び使うことになり、新しく造った食道婁はそのまま閉じるまで待つことに。延ばした部分の食道は、結局使い物にならなくなってしまいました。
結果的に、食道が前より短くなってしまったので(当然これ以上延ばすのは無理だし)、間をつなぐにはもう食道以外の臓器を使うしかなさそうです。ここまで待って、他の臓器を使うというのはとても残念なのですが、仕方ありません。つなぐ前に「食道がもろくなっている」ことがわかっただけでも不幸中の幸いだったのかもしれません。先生の話では「もしつないでから破れていたら命にかかわっていた」とのこと。そんな事にならなくて良かった・・・、と今は思っています。傷の状態が良くなって、もう少し体力がついたら、いよいよ根治術ということになりそうです。

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