2004/9/29
水曜日, 9月 29th, 2004しばらく更新していなかったので、ご心配をおかけしたかもしれません。
手術は予定通り17日に行われ、術後も体調を崩すことなく現在も元気に入院生活を送っています。ただ、今回の手術の成果は?というと、残念な結果になったと言わざるを得ません。
手術自体は、2時間30分という短い時間で無事終了。食道の延長のほうも期待以上に伸びて、大成功でした。手術直後は、抜管後でゼーゼーと苦しそうでしたが、吸入をしてもらうと楽になったようで、夜にはよく眠れるほどに回復。熱がしばらく続いたものの3日目には下がり、その後はほぼ元の元気な状態に戻ったのでした。
ところが、術後4日目に「先生からお話がある」と看護師さん・・・。通常は病室で話をするのに、今回は個室へ呼ばれたのでした。案の定「良くない知らせ」。
今回の手術は、上部の食道を少し延ばし、食道婁(食道がでている穴)の位置を下にずらす(古い穴をふさいで、新しい穴を造設する)というものだったのですが、縫って閉じたはずの古い食道婁の傷跡が開いてしまったようなのです。でも、これはある程度予測できていた事でした。(そもそも肌も弱く穴も大きかったので。)
問題は、食道のほう。「延ばした食道の一部が破れてしまったようです。」という衝撃的な告知。古い傷から、唾液が漏れている・・・と。まさに予想外の出来事でした。1年半かけて延ばしてきた食道が・・・。次の手術でつなぐ予定だったのに・・・。
予測不可能だったとはいえ、やはりショック。正直、この先どう食道をつないでいくことになるのか、わかりません。どうするのがいちばんトラブルがないのか・・・。これ以上、食道を伸ばすのはもう無理だし。・・・。しばらく胃の痛い日々が続きそうです。
そんな状態なのに、当の本人はいたって元気なんです。傷口、痛くないの~?(大人だったら、寝込みそうなくらいの傷なのに・・・。)ストレスもなく入院生活を送っているようです。まあ、それがせめてもの救いのような気がしますが。